包茎(ほうけい) | |
子供さんの包茎の悩みにお答えします |
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包茎とお母さん 子供さんの包茎は、よく公園での話題になるようですね。お母さん方の関心も強く、心配も強いのですが、いざ、自分の子供が包茎かどうか、よくわからない方も多いようです。 簡単にめくれるよ、といわれ、じゃ、やってみようかしら、と思っているお母さん、どうしますか? ほうけいって、どうなってるの? 包茎とは、どんな状態をいうのでしょう?図を見てみましょう。ペニスの先端の丸い部分を亀頭(きとう)といいますが、その亀頭をおおっている皮を包皮(ほうひ)といいます。包皮は弾力性に富む皮膚で、2重になって亀頭をおおっています。包皮がめくれないのが、包茎です。では、何故めくれないのか?問題は包皮の先端です。図の赤いところですが、この部分を包皮口といいます。包皮口が短いとめくれないわけです。包皮口がペニスの太さと同じくらいの長さがあれば、めくれるはずですね。 包茎はほっといたら自然にめくれるてくるの? ちんちんがめくれる、めくれない、と言いますが、めくれるとは先ほど言った包皮口の短い部分が解消するということなのです。別の言葉で言うと、包茎が治るということは、包皮口が伸びる、ということです。 ”ちんちんストレッチ” 包皮口を伸ばすには3つのやり方があります。 無理矢理めくらないで 最後に、包茎で一番やってはいけないことは、無理矢理めくることです。無理にめくるとめくれますが、一時的に包皮が切れてめくれただけです。痛いし、出血するし、子供さんに恐怖心を与えます。包皮が戻らなくなることもあります(包茎の嵌屯)。その後放置すると、かえって狭くなります。無理矢理めくるのと、ストレッチとは違います。是非我々に相談して下さい。 |
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中野こども病院 小児外科 松川泰廣
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