病院紹介

ホーム > 院長挨拶

院長挨拶

 

「愛情」とは、「かけがえの無いものを失いたくない気持ち」だと私は思っています。夜中に幼いこどもが高い熱を出してグッタリしているのを見て、「この子に何かあったらどうしよう」と思わないご両親はおられないでしょう。そんな時のために、当院では365日24時間、小児科医と小児専門のスタッフが心をこめて対応しています。もし入院治療が必要ならば、そのまま入院もできますし、より高度な集中治療が必要な場合は3次医療機関と迅速な連携を取っていきます。

中野こども病院は1966年に開設された、日本で最初の民間小児病院です。以来50年以上にわたり、創業の精神である「こどものためなら何でもしよう!」という考えのもと時代の変化とともに歩み続けてきました。昨年度の外来延べ患者数は約60,000名、入院は3,800名、救急車は年間1,800台を超えています。少子化が進む中、ますます多くの方に当院を必要としていただいていることを本当にありがたく感じています。

もちろん当院は小児救急だけをしているわけではありません。小児科は「こどもたちの心とからだの総合診療科」です。単にからだの病気を治すだけではなく、発達面、心理面や環境面にも配慮が必要です。当院では小児科医、看護師をはじめ保育士、心理士、薬剤師、栄養士、検査技師、ソーシャルワーカー、事務職員など多くの小児専門スタッフが、いつも何がこどもにとって一番よいことか」を考えて、チームを組んで全力で取り組んでいます。そして、日常感染症だけでなく幅広い分野で対応可能な専門外来も設置しています。患者さんの受け入れに際しては、開放型病院として地域の各診療所や病院との病診連携を進めています。

当院は実習病院として医学生や看護学生、保育学生を積極的に受け入れており、医師臨床研修制度では小児科協力型病院として参画しています。これらの実習生を指導するためには、職員自らの教育・研修が欠かせません。日々進歩する医学の中で、こどもたちにとって最善の医療を提供できるように常に努力を続けています。

また、これからの小児病院にとって「育児支援」も重要な役割です。病児保育の充実はもちろん、発達相談や栄養相談、心理面のケアも充実させ、安心して子育てできる環境を提供して行きたいと思っています。こどもについて何か心配なことがあれば「とりあえず中野こども病院に相談してみよう!」と思っていただけるように、より開かれた病院を目指します。今後ともご支援よろしくお願い致します。

中野こども病院 院長 荒木 敦