先輩看護師からのMessage
新人看護師
- ①「やりがいを感じ楽しく働いています」
入職当初はこどもと家族とのかかわり方が難しく緊張しましたが先輩に具体的にアドバイスをうけることができたので心強かったです。まだ、未熟ですがこどもたちの笑顔に元気を貰い、やりがいを感じ楽しく働くことができています。
- ②「相談しやすい環境です」
学習は大変ですが先輩たちに「大丈夫?困ったことがあればいつでも言ってね」と気にかけていただき、相談しやすい環境で頑張ることができています。自分の看護でこどもの症状が改善し、家族の不安も和らぎ、元気に退院していく姿を見ると嬉しい気持ちでいっぱいになります。
2年目看護師
- ①「夢が叶いました」
こどもが好きで小児看護師になることが夢でした。それが叶い、こどもに癒されながら働き、やりがいを感じています。2年目になり、まだ、フィジカルアセスメントや療養指導などに難しさを感じ学習をする毎日です。これからも入職時の気持ちを忘れず、努力していきます。
- ② 「合言葉は こどものためならなんでもしよう」
先輩や、切磋琢磨し合える同期に支えてもらい、2年目を迎え、メンバーの一員として頑張っています。ぐったりしていたこどもが、自分の看護を通して元気になり、笑顔で退院していく事がやりがいです。これからも病院創立当初からの合言葉「こどものためならなんでもしよう」を胸に一生懸命頑張ります。
中堅看護師
- ① 「多職種と協働して症例に携わっています」
小児専門病院の看護師として常に最新の知識・技術を習得する事が重要です。また小児虐待につながる症例など複雑で多様な看護が求められるケースもあり、小児看護の難しさを実感しています。これからも多職種と協働しながら経験を積んでいきたいと思います。
- ② 「後輩育成に取り組んでいます」
私は看護になり9年目です。他院で小児科とNICUを経験し、5年目から入職しました。既卒入職者は毎年数人おり、経験を活かしながら小児看護を学ぶことができています。
現在は実地指導者として後輩育成に取り組んでおり、看護技術のトレーニングや知識面での教育を行っています。
教育担当
- ① 教育担当師長「ラダー教育を中央で支えます」
私は、当院の理念に惹かれ入職しました。そして多くの支援をもらい、出産・子育てをしながら今も看護師を続けています。その中で、小児看護の楽しさ・難しさを実感し、学ぶことの重要性を日々感じています。教育担当者として、スタッフ1人1人が小児の専門的な知識・技術を習得し、こどもにとって何が一番大切かを考え、安全な看護ケアを提供できるよう、研修を企画し実践しています。
- ② 実習指導者「看護学生に充実した臨地実習を提供しています」
就職し9年目になり、主任看護師として自分自身のスキルアップにも努め、看護業務を実践しています。2022年に実習指導者講習に参加し、 “教育・指導”について多くのことを学びました。当院は15校の実習校を受け入れており、学生に小児看護の楽しさややりがいを感じてもらえるようサポートしています。
小児看護のスペシャリスト
- ① 小児救急認定看護師「小児地域医療センターとして地域貢献しています」
当院は救急外来も行っています。小児は未熟であることから、急変しやすく重症化しやすいといった特徴があります。そうした子どもを早期に発見し対応するため、看護師がトリアージを行っています、また、夜間、発熱などの症状で心配されるご家族に対しては、看護師が電話相談を行い、受診のタイミングやホームケアについて説明するなどの育児支援も行っています。チームで協働し、看護ケアの質の向上に取り組んでいきたいと思っています。
- ② 日本国際看護師「外国籍の方への対応」
当院でも中国やベトナムをはじめ、外国人患者が年々増加し、現場では言語だけでなく、文化、習慣の違いから対応に難しさを感じることが多くなっています。そのため、私は「日本国際看護師養成研修」を受講させていただきました。外国人のこどもと家族が安心して医療を受けられる環境を整え、調整役ができるよう頑張っていきたいと思います。
子育て支援
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「仕事をしながら子育てしています」
私は当院に就職してから結婚して出産、育児を経験し、現在は外来で勤務しています。アレルギー専門外来を担当し、子育てと仕事をしながら勉強をするのは大変でしたが、家族や職場の方に協力してもらい「アレルギー指導士」の資格を取得しました。やりがいのある看護ができて、楽しく仕事を続けています。産前産後休暇・育児休業、育児短時間勤務などがあり、仕事をしながら子育てがしやすい職場です。
その他の紹介
インターンシップの紹介
子どもが好きで、小児看護に興味のある看護学生に、入院中の子ども達とのふれあいを通して、小児看護のすばらしさを体験していただきたい。また、健康障害を小児の日常生活援助技術、診療補助技術の体験・見学を通して、当院への就職を考えてほしいと思い計画をしています。
令和7年度「看護学生インターンシップ」のご案内
今年も「看護学生インターシップ」を下記のように開催します。
院内の雰囲気や看護師の実際の仕事を直に感じることができる大阪旭こども病院の現場を是非、体験してください。
記
対 象:令和8年3月 卒業見込みの看護学生
日 程: A日程 第1回目 令和6年12月21日(土)9:00~13:00
第2回目 令和6年12月24日(火)9:00~13:00
申込期間 令和6年12月9日(月)迄
B日程 第3回目 令和7年3月22日 (土)9:00~13:00
第4回目 令和7年3月25日 (火)9:00~13:00
申込期間 令和7年3月10日(月)迄
申込方法:別紙の申込用紙に必要事項(氏名 呼びカナ 参加希望日 性別 学校名 学年 連絡先 メールアドレス)を記入してメールで申し込みしてください。
なお、当院が実習施設となっている学生は、学校をとおしてまとめて申し込みをしてください。
申込用紙はこちら
申し込みされた方には、後日、詳細を郵送又はメールでご案内します。
内 容:1.病院および看護部の概要説明
2.看護師と共に行動し、看護師が行う看護業務内容を見学および体験
①採血の見学(児への配慮・プレパレーション)
②実施体験(指導者とともに実施)
・日常生活援助技術(清潔の援助、おむつ交換、食事介助の準備と援助・授乳)
・診療の補助業務(吸入・吸引の援助、与薬、輸液管理等)
3.院内見学(外来診療部門・図書室・研修室)
4.新人看護職員への教育体制と年間研修計画について説明
5.令和6年度 新採用看護師との交流
問い合せ先 副看護部長 守永
TEL :06-6952-4771(代表)
E-mail :kanagojimu@nakano-kodomo.or.jp
インターンシップを終えて
2019年度の看護学生インターンシップは6月15日、29日の二日間で開催し、22名の参加がありました。
入院中のこども達との触れ合いを通して、小児看護のすばらしさを実感してもらえるよう、計画を立案しました。
学生は健康障害を持つ小児の日常生活援助技術や診療の補助技術を見学・体験する機会になりました。学生からは、「こどもの病態や発達段階に応じた看護実践を見学し、さらに小児看護に興味がわいた」「治療や苦痛だけではない看護がしたいと思った」など多くの意見が聞かれました。
新人看護師からは、「先輩がいつもそばにいてくれて安心できる環境」「人間関係がいいので働きやすい」などの話があり、質疑応答も活発に行われました。
1年目の看護師からは「学生の時、解剖生理が苦手であったが、臨床現場では重要なので、学生のうちに勉強をして欲しい」・「先輩がやさしくフォローしてくれるお蔭で頑張れている」
現場の指導者からは「子どもを好きな学生が多かったので、声かけや子どもに対する関わりは積極的に行われていた」・「みんな笑顔で子どもに接することができていた」との意見が聞かれました。
「病院見学」のお知らせ(随時)
希望される方は問合せ先、電話またはメールアドレスに事前にお申し込みください。
06-6952-4771
または
大阪旭こども病院 副看護部長 守永美希